INTERVIEW

ガク

できなかったことができるようになった時が、いちばん楽しいです。

◎サッカーを始めたのは何歳の時? 

4歳か5歳のとき、お父さんが社会人チームでサッカーしている影響で、幼稚園のチームに入りました。「サッカーやる?」と聞かれて、やってみてもいいかなって。最初はすべり台でコーチと遊んでるだけで、サッカーもほとんどしてなかったけど、みんなと遊ぶのは楽しかった。


小学生6年間のサッカーでいちばん思い出に残ってるのは地元の強豪チーム(伊丹FC)に勝った試合。強いチームに勝てたことが印象に残ってます。


◎初めてメレアドールの練習に来た時のこと

所属チームとは別で通っていたスクールのコーチが、メレアドールのコーチと知り合いで、「メレアドールの練習会に行ってみるか?」と言われたのがきっかけです。同じスクールの子たちといっしょに練習会に行きました。


行ってみて、サッカーむちゃくちゃおもしろい、と思った。コーチの教え方がわかりやすくて、サッカーの難しい部分が、こうすればいいんだ、とわかったのが楽しかったです。


どんな教え方がわかりやすいと感じるのかな。

入部してからのことだけど、たとえばポゼッションの練習のとき、ゾーンごとにやるべきことをちゃんと教えてくれる。「ここはゾーン1、2のエリアだから取られないようにつながずに蹴る」とか。どんなプレーを選択するべきか、という教え方がわかりやすいです。


試合と練習がつながってるのもわかりやすいです。試合では、練習でやったことを思い出させるように声をかけてくれる。だから、練習でやったことを試合の中で出していけばいいんだと思えるようになって、やりやすくなりました。


体験から帰って、お父さんにメレアドールのことを言いました。お父さんは、「クラブチームじゃなくても部活でもいいんじゃないか」と言ってたけど、メレアドールはサッカーの教え方がうまいから、サッカーがうまくなるし、楽しいから入りたいと伝えて、「じゃあがんばれ」と言ってもらえました。


◎入部してみて、どう?

今のポジションでコーチに求められるプレーが、最初はできなかったけど、練習してできるようになって、褒められて、嬉しかったです。


◎それは、どんなプレー?

ボールを受けても、相手が寄せて来ててプレーが詰まってしまったとき、最初は、取られないように蹴るしかできませんでした。でも、コーチに「蹴るだけではボールを失ってしまう、がんばってパスコースを探そう」と言われました。


だからボールを受けても蹴らずに自分でボールを持って、パスコースを探して出そうとしました。でも、準備不足で、敵にボールを奪われてしまった。ゾーン3の手前なので、ボールはぜったい奪われたらあかん場所。だから、また蹴ったり。


そこから、どうすればいいか教えてもらいました。自分でもどうすればいいか、考えました。


「もっと周りを見てからボールを受けて、次のパスコースを決めておく。受ける前に回りを見て、味方も相手も見て、こっちからきそうだなとか、こっちに出せそうだなと準備しておく。それができると、相手がガッと来てもパスが出せる」。


受けれそうな時は、先に回りを見て準備しておくと決めて、また試合でチャレンジして、それを続けていって、だんだんできるようになりました。


◎できなかったことができるようになると嬉しいよね。他にもある?

今やってるのは、落とすときのパスの技術を上げること。来たボールをダイレクトで味方に渡すプレーで、浮いてしまわないように、ボールの中心を蹴る。そのためには、来るボールの中心が蹴れるように、ボールの位置を確認しながら、相手が蹴りやすい場所にちゃんと出せるように、周りも見ておかなくちゃならない。いろいろあるけど、こういう、できなかったことができるようになった時が、いちばん楽しい時です。


サッカーが好きな子だったら、この楽しさが、わかると思います。


◎どんな人なら、メレアドールで楽しめると思う?

サッカーが好きな人、サッカーがうまくなることが楽しいと感じられる人は、楽しめると思います。そこがメレアドールの良さだから。


あと、僕と違って身体がゴツい人です(笑) 強度が高いから、それでも耐えられる人がいいかなと。僕は身体が小さいから、よくふっとばされてました。最近は慣れてきたし、トレーニングを積んで踏ん張れるようになってきたので、もう大丈夫ですけど。


でも、ゴツくなくても、ふっとばされても頑張れる人なら、いいと思います!

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