試合や練習で自分がひとつ上に上がれたと感じると、ワクワクしてきます。

◎サッカーを始めたきっかけ

幼稚園の年長ぐらい、お兄ちゃんが津門小のサッカーチームに入ったので、親から「リョウヘイもやってみたら」と言われて始めました。

本当は、ときどきチームが練習をやってるとき通りかかると、コーチが大きな声で怒ってる声を聞いたことがあったので、やりたくないなーって思ってたけど（笑）

怖いから入りたくないと親には言ってみたけど、お兄ちゃんもやってるし、友達も3人ぐらい始めるって言うし、とにかくやってみなさいって言われて。

◎最初はイヤだったんだね。始めてみて、どうだった？

最初は、サッカーよくわからないなぁと思ってたけど、途中からおもしろくなっていきました。小1のころはセンターバックをやってて、一番うしろからドリブルで持ち上がったりしたころから、おもしろいなと。

たぶん、自由にボールが扱えるようになったからかな。

1年か2年になってからだと思います。

3年になってボランチをやり始めるようになると、もっと前の方に絡めるようになって、点も決めることもできて。

ゴールを決めるのは、やっぱり気持ちがいいので、やだなと思いながら始めたサッカーが楽しくなったのは、そのぐらいからです。

◎メレアドールを知ったきっかけ

6年のとき、津門小のチームに玉津コーチ、大石コーチ、遠藤コーチが来てくれました。試合だったと思います。それで呼ばれました。コーチの印象は、玉津コーチと大石コーチとは、僕はそこまではしゃべってなくて、チームの人たちとしゃべってました。

でも、遠藤コーチとはたくさんしゃべりました。チームメイトで、そのときはもうメレアドールに入ってたトウマが、遠藤コーチはおもしろい髪型をしてると言ってたので、見てみたら、本当に髪を上げてて、おもしろいなと（笑）あと、話しやすい、楽しそうなコーチだったので、体験練習に行ってみようと思いました。

練習に行ったら、強度が高くてびっくりしました。ボールを持ったときのあたりが、これまでやってきたサッカーとは全然ちがっていて、ボールを持っても何もできなくて。身体が大きくて強さが違うのは当たり前とは思うけど、それだけではなくて、シュート力がえげつなくて。威力も、スピードも。怖かった。

◎小学生との違いは大きいよね。入部しようと思った？

体験の1回目が終わった後、一度じっくり考えました。もう1回体験に行くか、違うチームに行くか。比べて考えようと。それで、もう1回体験練習に行って、やっぱりここでやろう、と決めました。

メレアドールに決めたのは、1回目と同じで、2回目も、練習が楽しかったからです。他のチームにも行ってみたけど、メレアドールの方がサッカーがもっとうまくなれそうだと思って。それで、お父さんにも話して決めました。お父さんは、「リョウヘイが行きたいチームに行けばいいよ」と言ってくれました。

◎練習が楽しいって、具体的にはどういうこと？

チームのみんなが同じように全力で練習をやってて、強度も高くて、その強度についていけたと感じたときが、楽しいです。スピードとか、あたりの強さとか、自分も同じ水準でできた！と思えた瞬間、ワクワクしてくる。自分もひとつ上に上がれたみたいな感じがして、もっとやりたい、もっとうまくなりたいって思います。

◎今日の試合でも、同じように感じたプレーがあったんだってね（この日は夏合宿でTMをしました）

はい、 1試合目の後半で、プレスの声かけをしたとき。トップに入ってたハルキに、サイドバックが出たときに右を切るように指示を出して、切らせたコースに自分が入って相手を潰すことができて。それで攻撃チャンスを作れた時に、コーチから「リョウヘイ！ナイス！」と褒められて、あ、これでいいんだ！と嬉しくなりました。そういう時は、すごく気持ちがいいし、ワクワクして、早く次の試合でもやりたい、試したいって思います。

◯リョウヘイから見た、メレアドールというチーム

強度が高くて、海外基準のサッカーを目指してます。練習も楽しくて、サッカーがうまくなるチームだと思う。そういうサッカーをしたいという人には合ってると思うので、もっとうまくなりたい人には来て、一緒にやろうと伝えたいです。

あと、練習中は厳しいし激しいけど、練習終わると、すごい楽しい。しゃべったり、一緒にゲームしたり、楽しい人が多いってことも加えておきます！

◎これから目指したいことは？

スペインに行きたい。サイドバックで、守備も攻撃もどっちもできる選手になりたいので、メレアドールでサイドバックで試合に出続けて、リーグ戦で勝ちたい。

来年、再来年とチームも強くして、3年になったときには、Jユースのチームが狙えるような選手になりたいです。

そのためにも、親と約束したことを守り続けていきたいです。サッカーの練習に行く前の用意を自分ですること、洗濯物は帰った瞬間にすぐ出すこと。自分のごはんの用意や片付けもちゃんとやる。これは欠かさずやってます。サッカーを続けるための、親との約束だから。